なくしたものは
のびていく のびていく
僕のこの手が 雲を超えて 空の青さにとどいて
一番星を掴むと 大きく円を描く
耳を澄ますと 遠くの方で泣いてる女の子が
ひとり 大粒のナミダで溺れそうだ
僕は手にした一番星を その女の子に見せてあげた
しかし女の子は泣き止まず 街は女の子のナミダで
いまにも沈んでいきそうで 切ない蒼さが広がる
「そんなものはいらない 大切にしていたウサギの
ぬいぐるみを失くしたの」
のびていく手を使って僕は ありとあらゆる所を
地球をなでるように さがしていく
僕の手になにかがふれた それは女の子の
ウサギのぬいぐるみで 流した蒼いナミダの底で
持ち主が迎えにくるのを 待っていた
それを抱きかかえた 女の子の笑顔は
美しいこの星の輝きに 似ていると思いながら
手にした一番星を そっと空に返した
僕のこの手が 雲を超えて 空の青さにとどいて
一番星を掴むと 大きく円を描く
耳を澄ますと 遠くの方で泣いてる女の子が
ひとり 大粒のナミダで溺れそうだ
僕は手にした一番星を その女の子に見せてあげた
しかし女の子は泣き止まず 街は女の子のナミダで
いまにも沈んでいきそうで 切ない蒼さが広がる
「そんなものはいらない 大切にしていたウサギの
ぬいぐるみを失くしたの」
のびていく手を使って僕は ありとあらゆる所を
地球をなでるように さがしていく
僕の手になにかがふれた それは女の子の
ウサギのぬいぐるみで 流した蒼いナミダの底で
持ち主が迎えにくるのを 待っていた
それを抱きかかえた 女の子の笑顔は
美しいこの星の輝きに 似ていると思いながら
手にした一番星を そっと空に返した
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